ディズニー・ピクサーの大ヒット映画「インサイド・ヘッド」の続編である「インサイド・ヘッド2」が2024年8月1日より全国で公開されますね。今回は、「インサイド・ヘッド」のキャラクターたちのモチーフや、映画制作の裏話を交えた楽しい豆知識を紹介します。
感情キャラクターのモチーフ
ライリーの頭の中にいる感情たちにはそれぞれモチーフがあります。
・ヨロコビは星
・カナシミは涙
・イカリは耐火レンガ
・ムカムカはブロッコリー
・ビビリは痛む場所
・シンパイは電気
・ハズカシは卵
・ダリィは麺
・イイナーはきのこ
感情キャラクターたちの色の意味
前作より映画に登場する5つの感情キャラクター(ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ)は、それぞれ異なる色で表現されています。この色使いには、視覚的な認識を助けるだけでなく、各感情の特性を強調する効果があります。
- ヨロコビ(ジョイ):黄色。明るさと幸福感を象徴。
- カナシミ(サッドネス):青。深い感情や沈んだ気持ちを象徴。
- イカリ(アンガー):赤。激しい怒りや情熱を象徴。
- ムカムカ(ディスガスト):緑。不快感や嫌悪を象徴。
- ビビリ(フィア):紫。恐怖や不安を象徴。
国の文化を映画に反映している
主人公の少女・ライリーの嫌いな食べ物が描かれるシーン、オリジナル版では登場する野菜がブロッコリーだったのに対し、日本語吹き替え版ではピーマンに変わっています。これは、映画を誰が見ても“自分の物語”として楽しんでもらいたい、というピクサーの強いこだわりによるもので、日本人の好みに合わせて差し替えたものです。
最後に
このようにピクサーのこだわりが詰まった「インサイドヘッド」を振り返ると、「インサイドヘッド2」への期待が高まりますね。
また、世界では2024年7月24日までに興行収入が14億6,276万9,628ドル(約2,267億円)となり、『アナと雪の女王2』(2019)を抜いてアニメーション映画史上最大のヒット作となっています。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)
日本での飛躍も楽しみですね。